院長・田中伸侑　　歯科医師・田中麻示子

「西大島駅前クリニック」では、私たち夫婦が治療を担当させていただきます。
歯科医師になったきっかけや、治療にかける想いなど、しばし２人のパーソナルストーリーにお付き合いください。

院長　田中伸侑

「一生、ご自分の歯でお食事ができる治療を目指しています」

私が歯科医師を志したきっかけは、父の存在でした。
父も歯科医師で、治療に来た患者さまが笑顔で帰っていくのを見て、自分も他の誰かを笑顔にできる仕事につきたいと思ったのです。

かつては私自身も歯並びが悪く、矯正治療を行いました。
治療で歯並びが整って、気持ちよくブラッシングができるようになったときの感動は忘れられません。
それだけに、歯並びでお悩みの皆さまの気持ちがよくわかるのです。お口のコンプレックスを取り除いて、思い切り笑顔になっていただけるよう、お手伝いできればと考えています。

父の背中を見て育ったことや、矯正治療を行った経験もあり、私は歯科医師の仕事を「笑顔をプロデュースすること」と考えるようになりました。
したがって何よりも、患者さまに笑顔で帰っていただくことを心がけています。
多くの皆さまが歯科医院にはマイナスの印象をお持ちだと思います。
「何をされるかわからないから怖い」「痛くされるから一生行きたいくない」という方も少なくないでしょう。

当院はそんなイメージを払拭し、すべての患者さまにリラックスしていただけるよう、内装の色合い、香り、音楽、照明、スタッフの対応も含めて、近所のカフェのような空間づくりにこだわっています。

そして恐怖心に対しては、治療前にしっかりと時間を取り、お悩みに耳を傾け、わかりやすく説明することを心がけています。
説明には検査結果や画像、写真などをお渡しし、一眼でご理解いただけるよう心がけています。

治療にあたっては一生涯、ご自分の歯でお食事ができることを目指しています。
私が行った治療が患者さまにとって「最後の歯科治療」になるよう予防を最優先に考え、削るときの決断は慎重に行い、治療後もメンテナンスを通して虫歯が再発しないよう努めてまいります。

これからも父の背中を見て育った初心を忘れず、20年、30年…50年後もご自分の歯で充実した人生を送っていただけるよう、少しでもお力になれればと考えています。
オープンな歯科医院を目指しておりますので、お気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです。

田中麻示子

「子育て中の皆さまに、無理のない治療を提案させていただきます」

小さな頃、兄と一緒に大学病院の歯科に通っていました。
子どもの頃の私は虫歯だらけで、近くの開業医にもお世話になったものです。
しかし痛い思いや怖い思いをした記憶がまったくといっても良いほどなく、物心付いた頃から「歯医者さんになりたい」と決めていました。
白衣を身につけてテキパキと治療する様子に、子どもながらに憧れを抱いたのでしょう。

現在は歯科医師であると同時に、2児の母でもあります。
子どもが生まれてからというもの、子育てに励む親御さんのご苦労が身に染みてわかるようになりました。
治療にあたっては、そんな苦労に寄り添いながら大切なポイントをおさえつつ、子育てと無理なく両立できるケアの方法を提案させていただきます。

お子さまは甘いお菓子が食べたいときもありますし、疲れて歯磨きをせずに寝てしまうこともあります。
そんなときは「無理せずに次の日にブラッシングしてあげるようにしてください」と、お伝えしています。

お子さまに対しては、嘘だけは言わないようにしています。
治療の前には「痛くないからね」という言葉は使わず「痛いかもしれないけど、痛くならないように頑張るから協力してね」と伝えています。

触っても安全な治療道具については手に持ってもらい「次はこれを使うから先生に渡してね」と、コミュニケーションを取りながら治療を進めるようにしています。
このように、お子さま自身が治療に参加する体験を通じて「歯医者さん＝怖い場所」ではないことを理解して欲しいと願っています。
子どもの頃の経験で歯科医院に対する印象はほぼ決まってしまうので、できる限り小さな頃から親しみを持って欲しいのです。

治療の前には親御さんに説明をし、ご納得いただいた上で進めます。
私自身が母親になって、子育てには歯の治療以外にもいろいろな悩みが付き物であることに気付かされました。
暮らしに負担にならない、心の通った治療を行うのが信条です。

現在は小児歯科だけでなく一般歯科も担当しているので、大人の患者さまのご来院もお待ちしています。
とくに虫歯が進んでしまうと、なかなか歯科医院に来づらいと思います。
ご自分に肯定感を持てない方もいらっしゃるかもしれません。
でも心配はご不要です。悪化を止める治療を提案させていただきますので、まずは気軽に相談にいらしてください。